銀行間“送金”手数料 10月から引き下げ
銀行間の送金システムを運営している全国銀行資金決済ネットワークは、銀行間の送金にかかる手数料を10月から今の半分ほどに引き下げると発表しました。
銀行間の送金手数料は現在、送金額3万円未満で117円、3万円以上で162円を送金元の銀行が送金先の銀行に支払っています。この銀行間の手数料は利用者が負担する振込手数料に含まれる形になっていますが、40年以上変わっていなかったことから見直しが求められていました。
そうした中、銀行間の送金などを扱うシステムを運営している全国銀行資金決済ネットワークは、18日、銀行間の送金手数料を今年10月から送金額にかかわらず一律62円に引き下げると発表しました。
これにより、今後、利用者が支払う各銀行の振込手数料も安くなる見通しです。実際、いくら安くするかは、各銀行の判断にゆだねられるということです。