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東芝 外資ファンド買収提案検討へ

2021年4月7日 10:28
東芝 外資ファンド買収提案検討へ

東芝が、外資系ファンドからの買収提案について検討することがわかりました。株式の非公開化も選択肢となります。

東芝をめぐっては2017年に財務状況が悪化した際、複数の外資系投資ファンドから出資を受けたため、多くのファンドが株主となっています。

この中の、いわゆる“もの言う株主”から、経営について頻繁に厳しい提案を受けていて、前回の臨時株主総会でも東芝の訴えに反して外資系ファンドの提案が可決されました。

関係者によりますと、こうした背景もあり、イギリスの投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズは、東芝の株式を大量に買い付けて、非公開化することなどで、もの言う株主からの経営への圧力を回避することなどを提案しています。

東芝は、買収提案を受け入れるか検討する予定です。