輸入小麦価格 来月1日から17.3%引き上げ ウクライナ情勢など影響
アメリカやカナダでの天候不良やウクライナ情勢の影響を受けて、輸入小麦の価格が来月1日から17.3%引き上げられます。
農林水産省は9日、政府が買い付けた輸入小麦の売り渡し価格を発表しました。来月1日から17.3%引き上げ、1トンあたり7万2530円にするとしています。今の制度になった2007年4月以降、過去2番目に高い水準です。
主な輸入国であるアメリカやカナダでの天候不良の影響に加え、小麦の輸出大国、ロシアやウクライナの影響でさらに値段が高騰したといいます。
農水省では今後の小麦価格について、予測しづらく不透明としており、生活への影響が懸念されます。