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“宣言”へ 飲食チェーンや百貨店の対応は

2021年4月23日 15:25
“宣言”へ 飲食チェーンや百貨店の対応は

政府は23日、緊急事態宣言を東京、大阪、京都、兵庫に出すことを決定しますが、これを受けて百貨店や飲食チェーンでは対応に追われています。

都内の大手百貨店では、休業するか、生活に必要な食品売り場やレストランのみ営業するか、検討を急いでいます。

上野松坂屋では、来月5日までの予定で北海道物産展を開催していて、23日も海産物などを求める客が訪れています。

利用客「(宣言の)その前ということで、身動き取れなくなるからね」

松坂屋上野店催事担当・山田潮人さん「普通に営業できるようになるのが一番だと思いますので、(休業)要請や内容を受けてしっかり対応していく」

セブン&アイでは、アパレルや映画館などが入るショッピングモールの営業について要請に従うとしていますが、食品や生活必需品を扱う店舗については検討中としています。

飲食チェーンの対応です。

居酒屋「甘太郎」などを展開するコロワイドは、すでにまん延防止等重点措置が実施されているエリアで、およそ300店舗を休業していますが、これを継続する方針です。「鳥貴族」も要請に従う方針で、詳しい内容を確認してから決定するとしています。

また、ファミリーレストランのガストやジョナサンを展開するすかいらーくも、要請に従い、酒類の提供を中止したうえで時短営業を続ける方針です。