仮想空間などメタバースの世界を体験できるVRゴーグル。その次世代版としてソニーが開発した、プレイステーション用のVRゴーグルの体験会が世界で初めて行われました。

今回公開されたのは、家庭用ゲーム機「プレイステーション5」用としてソニー・インタラクティブエンタテインメントが発売するVRゴーグル「PlayStation VR2」です。

この次世代ゴーグルはソニーのVRでは初めて、指が触れるだけで位置を認識する「フィンガータッチ機能」を搭載し、細かな手の動きをゲームにも反映できるということです。

また、内部のカメラでプレーヤーの目線を捉える「視線トラッキング」機能を新たに搭載したことで、目線やまばたきでもゲームを操作することができます。

VRゴーグル市場ではフェイスブックを運営するMetaの「Meta Quest」がチャットなどのコミュニケーションの世界でユーザーを獲得していく中、ソニーは、得意のゲーム領域で画質や臨場感などを向上させてVRの展開をしていくということです。

ソニーによると、発売日や価格は未定ということです。