“職域接種”申請開始 企業続々と申し込み
今月21日から新型コロナウイルスワクチンを企業や大学で接種する、いわゆる職域接種が行われますが、そのための企業の申請が8日、始まりました。
保険大手の損保ジャパンでは申請が開始された午後2時に早速、人事担当者が申し込みを行いました。
損保ジャパン人事部・吉利潤治担当部長「いろいろなところに問い合わせをしながらやる必要があるのかなとは思っていたので、30分くらいですので非常にスムーズだったのかなと」
損保ジャパンでは21日から、月曜日から金曜日までの平日一日あたり130人程度に対し、本社の診療所などで接種していくとしています。対象は、新宿の本社に勤める約5000人だということです。
生命保険大手の住友生命では8日、東京と大阪合わせて6500人分のワクチンを申し込みました。東京本社にある接種予定の会場では産業医と共に動線の確認が行われていました。
住友生命産業医・渡邊純夫さん「接種するところも、とりあえず2列で始めてみて足りなければ3列にするか」
今後リハーサルも行い、21日からの本番に向けワクチン接種の準備を進めるということです。