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視覚障害者向け“足振動ナビ”開発

2021年6月11日 16:20
視覚障害者向け“足振動ナビ”開発

一人で自由に動きたいという視覚障害者の願いをかなえるため、盲導犬やヘルパーに代わって歩く先を「振動」で誘導する製品が開発されました。

ホンダで自動運転の研究をしているエンジニアが開発した「あしらせ」は、GPS機能を内蔵した専用の器具を靴の中でふるわせて、視覚障害者に歩行ルートを案内します。

スマートフォンの地図アプリとリンクして、曲がる場所まで来たら進む方向を振動で知らせます。

足の裏から感じる点字ブロックの感覚の妨げにならないよう、振動させる場所は「足の甲」や「かかと」です。

「あしらせ」開発責任者・千野歩氏「(視覚障害者の方が)単独歩行が自由にできればという思いで開発を進めています」

今後はGPSの精度を高め、来年度中の発売を目指しています。