自民新総裁は石破茂氏 円安から一転、1ドル=143円台まで円高に
自民党総裁選で新総裁が石破茂氏に決まったことを受け、外国為替市場では円安から一転して円高に傾き、1ドル=143円台まで円高に進みました。
27日の外国為替市場は日銀の政策金利の引き上げに批判的とされる高市氏が自民党総裁選で優勢との見方が広がっていたことで朝方から円安が進んでいました。
一回目の投票で高市氏がトップとなり、決選投票に進んだことで、円相場は一時、1ドル=146円台まで下落。東京株式市場でも円安などを好感した買い注文が膨らみ、日経平均株価は903円高で27日の取引を終えました。
しかし、午後3時半前、決選投票で石破氏に新総裁が決まると一転して円高に傾き、1ドル=143円台まで円高が進みました。