“超小型人工衛星”搭載のカメラ 誰でも“宇宙”から地球を撮影?
人工衛星に搭載されたカメラを使って、今後、誰もが宇宙から地球を観察できるようになるかもしれません。
ソニーが開発した、この冬に打ち上げる予定の超小型の人工衛星「STAR SPHERE」の実物大の模型。JAXAのプロジェクトとして、東京大学とソニーが共同開発したもので、地球の周りをおよそ90分かけて1周します。
衛星にはソニー製の超高画質カメラが搭載され、そのカメラを利用したサービスも――地球上から撮影したい画角やタイミングを衛星に伝えると、その場所を衛星が通過した際に自動で撮影してくれます。
宇宙からのリアルタイムの映像配信も検討中で、将来的には、教育の場や災害時など、個人向けから法人向けまで、さまざまな用途で活用していきたいとしています。