7月10日「納豆の日」期間限定のソフトも
7月10日は「なな」と「とお」で「納豆の日」です。いま、コロナ禍ならではの販売方法も話題になっています。
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東京にいながら茨城の味が楽しめる「アンテナショップ」。中でもタイムリーな味が。
「いばらき納豆御膳でございます」
7月10日は7と10で「納豆の日」。併設するレストランでは、2種類の納豆の食べ比べや、「納豆の日」を記念した期間限定の「納豆ソフト」も。醤油をかけて食べるのがオススメだといいます。去年はスーパーで品薄となる時もあったほど。コロナ禍で一躍注目された「納豆」。
IBARAKIsense・宮崎実奈子店長「納豆は常に30種類~40種類程度ご用意しています。昨年は(前年比で)35%ほど売り上げが伸びています」
コロナ禍にマッチ、こんな販売方法も話題に。店頭の自販機ではなんと納豆を購入することができるのです。こだわりの納豆はもちろん、納豆茶漬けや納豆ドーナツなどの変わりだねも。自販機を設置したのは10年ほど前ですが。
「お店の中入りにくくて。中入ると人がいるしね」
人との接触をなるべく避けたいというニーズにマッチ。
納豆工房せんだい屋・幸田店長「対面を嫌がるお客様とか、自販機に関して言えば、1.5倍くらいの売り上げになっています」
衰え知らずの納豆ブーム。
「それは1位とかなんじゃないですかね」
一方で、納豆好きも驚くある変化が起きています。「水戸納豆」で知られる全国屈指の産地、茨城県水戸市。2016年に納豆の一世帯あたりの年間購入額1位となって以降はその座から遠のき、去年は5位まで順位を落としているのです。
かわって、トップの座に躍り出たのは。
福島市農業振興課 課長補佐・出口尚人さん「1位というのはうれしく思うんですが、それほどすごい、やったとそこまでの実感は正直ない感じでございます」
本来は桃のイメージを押し出したいという福島市です。2017年以降、3度もトップに輝いています。勝因ははっきりとはわからないとした上で。
出口尚人さん「1位なのでうれしい半面、そういった形で桃がクローズアップされたらいいなと思ったりもする」
当然この順位に黙っていないのが。
「『1位を目指して頑張っていきたい』と言っております」
納豆の町「水戸市」の担当者と、水戸市マスコットキャラクター「みとちゃん」です。
水戸市産業経済部観光課主事・舘かほるさん「納豆速報というハッシュタグをつけて、支出金額などの納豆情報を発信しています」
「みとちゃん」の公式SNSで、納豆の購入金額が1位となった月を速報。市民に納豆を食べてほしいと協力を呼びかけ、納豆のユニークな食べ方を募集するコンテストも開催。納豆のように粘り強く「王座奪還」を目指します。