ソニー生命保険子会社170億円不正送金か
ソニー生命保険は、海外の子会社で承認されていないおよそ170億円の送金が確認されたと発表しました。
ソニー生命によりますと、不正な送金が確認されたのはバミューダ諸島を拠点とする再保険の事業を手がけていた子会社「エスエー・リインシュアランス(SAReinsuranceLtd.)」で、今年5月、この会社の銀行口座から、承認されていないおよそ170億円の送金が確認されたということです。
ソニー生命は不正送金の疑いもあることから、社内調査をすすめると共に、捜査当局と連携し、全容解明と資金回収を図るとしています。
ソニー生命は「お客様、関係者の皆様にご心配をおかけし、深くお詫びいたします。お客様の契約に影響を及ぼすことはございません」とコメントしています。