感染者、重症者増を警戒…453円安
16日の東京株式市場で、日経平均株価は3営業日連続で値を下げ、先週末の終値に比べて453円96銭安い2万7523円19銭で取引を終えました。
新型コロナウイルスの国内の新規感染者数が増え、全国の重症者の数も過去最多を更新していることなどから、東京市場では投資家の経済活動への影響を警戒した売り注文がふくらみました。平均株価の下げ幅は、500円を超える場面もありました。
外国為替市場で、円相場が先週末に比べて1ドル=109円台半ばまで円高・ドル安に傾いたことも株価を押し下げる要因となりました。
東証1部の売買代金は、概算で2兆3230億円。売買高は、概算で10億3655万株。