アマゾン 再生可能エネルギー大量に購入へ
アマゾンは日本国内のデータセンターや、物流施設で使用するための電力として、再生可能エネルギーを大量に購入する契約を結んだと発表しました。
アマゾンは、三菱商事の子会社が、首都圏や東北地方450か所以上の太陽光発電施設から調達する再生可能エネルギーを、来年から順次購入します。
全体で一般家庭5600世帯分以上に相当する電力量で、国内のデータセンターや、全国に20か所以上ある大型物流拠点の一部の電力使用にあてます。
アマゾンでは2030年までに、世界の全事業を再生可能エネルギーでまかなうことを目標にしていて、こうした、企業から直接再生可能エネルギーを購入する方法を増やすことで、目標達成の時期を5年、前倒しすることができる見通しだとしています。
アマゾンが日本で再生可能エネルギー由来の電力を購入するのは、初めてのこととなります。再生可能エネルギーをめぐってはアップルが取引先にも使用を求めるなど、ビジネスでの需要が高まっています。