日経平均小幅安 中国の不動産市場に懸念も
27日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に値を下げ、先週末に比べて8円75銭安い、3万240円6銭で取引を終えました。
27日午前の取引では、国内の新規感染数が減少傾向にあることや、ワクチン接種の広がりで、経済活動が活発になるとの期待感から、鉄道や空運関連の銘柄を中心に、買い注文が優勢となりました。平均株価の上げ幅は100円を超える場面もありました。
しかし、午後の取引では、中国の不動産市場の低迷を懸念した売り注文が次第に広がり、平均株価は下げに転じる展開となりました。
東証1部の売買代金は、概算で3兆2582億円。東証1部の売買高は、概算で12億9346万株。