「景気動向指数」2か月連続で悪化 電子デバイスなど生産減少が主な要因に
景気の現状を示す「景気動向指数」は2か月連続で悪化しました。
内閣府が7日に発表したことし10月の景気動向指数で、景気の現状を示す「一致指数」は前の月と比べて、0.9ポイント下降し、99.9となりました。海外で景気が後退し、半導体製造装置や電子デバイスなどの生産が減少したことが主な要因で、2か月連続の下降となります。
一方で、数字から機械的に判断する景気の「基調判断」については、「改善を示している」として、ことし2月から9か月連続で据え置かれました。