冷凍食品など値上げへ ニップンと日本水産 原材料価格の高騰など要因
ニップンと日本水産の冷凍食品などが来年値上げされます。
ニップンは29日、家庭用冷凍食品のおよそ9割にあたる60品を来年3月から3~13%値上げすると発表しました。
最も改定幅が大きいものは「オーマイお弁当たらこスパゲッティ」で、13%値上がりします。
日本水産も29日、冷凍食品などの値上げを発表しました。
家庭用冷凍食品84品の価格を来年2月からおよそ6~25%、「ちくわ」などの家庭用すり身製品63品の価格を来年3月からおよそ8~30%引き上げます。
これらの多くは、ことし8月にも値上げした商品です。
両社とも原材料価格の高騰などが要因で、日本水産ではすり身製品の主な原料である北米産スケソウダラのすり身が夏以降、30年ぶりの高値をつけるなどした影響としています。