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「リベンジ消費」で注目のコーヒーメーカー

2021年10月21日 20:02
「リベンジ消費」で注目のコーヒーメーカー

我慢が続いた緊急事態宣言が解除され、今「リベンジ消費」が注目されています。外食などでのぜいたくはもちろん、オウチ時間をより充実させてくれる高機能のコーヒーメーカーも注目されています。



街で、“宣言解除後”に買い物したものを聞いてみると。

30代男性「(宣言)明けたんで、またキャンプに行こうって、9000円くらいするたき火の周りを囲うテーブルを買いました」

20代夫婦「クロムハーツという腕輪を買いました。11万くらい。自粛で我慢していたので、まぁいいかなって、たまには奮発してね」

解除をきっかけに、大きな買い物をしたという夫婦。

東京・銀座にある老舗高級寿司店では、解除後、客1人が使う金額が上がり、売り上げが2倍に増加。

銀座寿司幸本店・オーナー「(宣言が)解除になりまして、「待ってました」というばかりに」

実は今、“我慢が続いた自粛生活にリベンジする”といわんばかりに、消費をする人が増えているんです。

解除によって、思い切ってお金を使う“リベンジ消費”。

家電量販店で売れていたのは。

ビックロビックカメラ新宿東口店 家電コーナー・井上巧さん「若い方が高機能なコーヒーメーカーを購入されるケースが増えてまして」

在宅勤務が浸透したことなどで、お家でコーヒーを飲む時間が拡大。豆からひく本格コーヒーメーカーが売れるようになったといいます。

ビックロビックカメラ新宿東口店 家電コーナー・井上巧さん「(おととしと比べ)約2200円くらい(購入)単価というのが上がっていますね」

今、続々登場している高級コーヒーメーカー。洗練されたデザインのトースターが有名な「バルミューダ」からも今月、新商品が登場。

特徴は、ひいたコーヒー豆をいれるドリッパーの部分がオープンになっていること。さらに、蒸らしや抽出など工程ごとに適温のお湯がでる仕組みになっています。蓋がないため、五感でコーヒーを楽しめるといいます。

バルミューダ商品設計部・岡山篤プロジェクトリーダー「目でみていただいて、香りも鼻で楽しんでいただけるようにしています」

バリスタがいれたような丁寧な味わいを生み出すため、開発には6年を費やしたということです。

バルミューダ商品設計部・岡山篤プロジェクトリーダー「想定の2倍の注文をいただいていまして非常に好調でして」

同じくトースター家電を手がけるこちらのメーカー。“リベンジ消費”で解除後、トースターの売り上げが1.5倍に伸びる中。

日本エー・アイ・シー 営業本部本部長・渡邉章功さん「毎朝のトーストにぴったり合うクリアな後味が楽しめるコーヒーメーカーです」

トーストとの相性がいいというコーヒーメーカーを来年の春、発売予定です。雑味を少なくする特別な抽出方法によって、トーストの味を損なわない、クリアな後味の1杯が楽しめるといいます。

ちょっと変わった癒やされるコーヒーも登場。植木鉢のようなコーヒーフィルターに入った、新芽、実は。

アッシュコンセプト プロダクト開発・名児耶海さん「コーヒー豆の分量となる溝がついています。その目印を目安にコーヒー豆を直接いれていただいて、葉っぱの根元までお湯を注ぐ」

フィルターには無数の細かい穴があいていて、新芽に水をあげるように、お湯を注ぐと、コーヒーがドリップされます。

アッシュコンセプト プロダクト開発・名児耶海さん「このコーヒーをいれる度に楽しい思いとか、癒やされていただきたいです」

紙フィルターを使わないため、コーヒーのアロマもしっかりと抽出されるということです。