ガソリン価格 7年3か月ぶりの高値水準
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ガソリン価格が、9週連続の値上がりとなりました。
石油情報センターによりますと、今週1日時点の全国のガソリンスタンドでのレギュラーガソリンの店頭価格は、1リットルあたり168円70銭で、前の週に比べ1円40銭の値上がりとなりました。値上がりは9週連続で、2014年8月以来、7年3か月ぶりの高値水準です。
また気温が下がるにつれ需要が増す灯油は、1リットルあたり107円70銭となりました。こちらも9週連続の値上がりで、およそ7年ぶりの高値となっています。経済活動の再開に伴う需要の高まりが、値上がりの続く要因となっています。
一方、原油価格について石油情報センターは、アメリカの原油在庫に大幅な積み増しが有ったことや、10月の中東産原油が値下がりしたことなどから「来週は小幅な値下がりが予想される」としています。