日経平均221円安 輸出関連中心に売り
9日の東京株式市場で日経平均株価の終値は3営業日続けて値を下げ、前日比221円59銭安い、2万9285円46銭でした。
前の日のニューヨーク株式市場で、主要な株価指数が最高値を更新した流れで、朝方の東京市場では買い注文が優勢で始まり、平均株価の上げ幅は200円を超える場面もありました。
その後は、上昇した反動で利益を確定する目的の売りも出て、平均株価は下げに転じました。午後になると、外国為替市場で円相場が1ドル=112円台後半と、8日に比べて円高に傾いたことから、東京市場では、輸出関連の銘柄を中心に売り注文が広がる展開となりました。
東証1部の売買代金は、概算で2兆7458億円。東証1部の売買高は、概算で11億9955万株。