大規模イベントの上限撤廃へ 政府案 独自
大規模イベントへの参加人数の上限を撤廃するなど、新型コロナ対策をめぐる行動緩和策の政府案が日本テレビの取材で明らかになりました。
野球やサッカー、コンサートなどの大規模イベントは、現在、参加人数の上限が5000人、または定員50%の多い方とされています。
行動制限の緩和後は、主催者が感染防止の計画を策定すれば、定員の100パーセントまで入場を認めます。
また、緊急事態宣言が出ている地域では、上限が1万人、まん延防止等重点措置の地域では2万人とします。
さらに、ワクチン接種証明書か、検査の陰性証明を確認する体制が整っていれば、宣言などが出ていても、100パーセントまで入場することを認めます。
飲食店についても、5人以上の会食は避けること、としていた人数制限を撤廃します。
再び宣言が出された場合でも、都道府県が認めた店であれば午後9時までの時短要請とし、酒類も提供できます。
ワクチンや検査を受けた人には、宣言中も都道府県をまたぐ移動の自粛要請は行いません。
政府は、19日に専門家の意見を聞いた上で決定し、できるだけ早く適用する方針です。