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補正予算案 追加歳出31兆5627億円

2021年11月25日 21:49
補正予算案 追加歳出31兆5627億円

今年度補正予算案の全容が明らかになりました。追加の歳出が一般会計で31兆5627億円、財源で足りない分は22兆580億円の赤字国債を発行して補います。

政府の新たな経済対策では、財政支出が過去最大の56兆円規模となっています。政府は26日、この対策の裏づけとなる今年度の補正予算案を閣議決定します。

総額は35兆9895億円で、このうち経済対策にあてる分が一般会計で31兆5627億円です。

その内訳は、新型コロナの感染拡大防止に18兆6059億円、社会経済活動の再開と次の危機への備えに1兆7687億円、新しい資本主義の起動に8兆2532億円、防災・減災など安全・安心の確保に2兆9349億円となっています。

歳入には、昨年度使わなかった分の剰余金6兆1479億円と、当初の見積もりを上回る税収6兆4320億円をそれぞれ計上しますが、それでも歳出の6割が不足するため、赤字国債を22兆580億円発行して補います。

これで、今年度の国債発行額が当初予算の段階から、およそ1.5倍に膨らむことになり、財政はさらに悪化の度合いを深めることになります。

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