LINEペイ 利用者の決済情報“漏えい”
スマホ決済のLINEペイは、一部の利用者の決済情報が漏えいし、インターネット上で誰でも見られる状態になっていたと明らかにしました。
ネット上に漏えいし、誰でも見られる状態になっていたのは、去年12月26日から今年4月2日までの間にLINEペイのキャンペーンで決済された国内利用者の情報5万1543件と、タイと台湾での利用者の情報8万1941件です。
LINEペイによりますと、解析すれば利用者が登録しているプロフィルが見られてしまう「識別子」と呼ばれる文字列などが、今年の9月12日から11月24日まで、およそ2か月間にわたり、インターネット上で誰でも見られる状態になっていたということです。
氏名、住所、電話番号、クレジットカード番号や銀行の口座番号などの個人情報は見られる状態ではなかったとしています。
LINEペイは現時点で利用者への影響は確認されていないとして、「今後、情報取り扱いの社員教育をさらに徹底し、その他の対応策も検討を進め、再発防止につとめてまいります」とコメントしています。