公安調査庁「アレフ」に再発防止処分を請求
公安調査庁はオウム真理教の後継団体主流派・「アレフ」について、団体の活動を一時的に制限する「再発防止処分」を請求したと発表しました。
公安調査庁によりますと、オウム真理教の後継団体主流派・「アレフ」は法律に基づき、公安調査庁への活動実態の報告などが義務づけられています。ところが、3か月ごとに提出義務のある報告書が半年間、未提出となっているということです。
こうしたことなどから、公安調査庁は25日、団体の活動の一部を停止させる「再発防止処分」の適用を公安審査委員会に請求しました。
処分の請求は初めてで、この処分が適用されると、半年間、施設の一部が使用できなくなるほか、お布施や信者の勧誘などが禁止されるということです。
今後、公安審査委員会が処分を行うかどうか判断することになります。