外為一時 1ドル=127円台に 約7か月ぶり
円高が一段と加速し、円相場が一時、およそ7か月ぶりに1ドル=127円台をつけました。
外国為替市場で円相場が一時1ドル=127円台まで円高が進み、去年5月以来およそ7か月ぶりの円高ドル安水準となりました。日米の金利差の縮小が意識され、ドルを売って円を買う動きが進んでいます。
前の日に発表されたアメリカの12月の消費者物価指数の上昇率が鈍化したことに加え、一部の投資家の間で日銀が金融政策をさらに修正するのではないかという見方が出ているためです。
外国為替市場では先月20日、日本銀行が金融緩和策の修正に踏み切ったことを受け、円高の傾向が強まっていました。
円相場は去年10月21日に1ドル=152円目前まで円安が進んだあと、およそ3か月で24円近く円高に振れる激しい動きとなっています。