今月末に閉館する東京・お台場にある「チームラボ」。来年、港区の虎ノ門・麻布台エリアに新しく移転すると発表されました。

お台場にある「チームラボボーダレス」は、2018年にデジタルアートの美術館として開館しました。開業1年で160か国以上から230万人が来館するなど人気の施設となっていましたが、今月末をもって閉館します。

「チームラボボーダレス」を共同運営する森ビルは24日、新しく港区の虎ノ門・麻布台エリアに移転し、来年開業すると発表しました。森ビルが手がける、事業費およそ5800億円の新しいプロジェクトのエリアに誕生します。

森ビル・杉山央氏「アートや文化の力をまちづくりに入れることによって、より都市の魅力を向上させ、それが都市の磁力となり、世界中から多くのお客様に選ばれるような、そんな街を目指していきたいと考えております」

より都心部に移転することで、コロナ後に期待されるインバウンドの需要を取り込みたい考えです。