入札不調で取りやめも…新県立体育館 再入札の受け付け開始 落札者は来月上旬に決まる見通し 秋田県
最初の入札が不調に終わった、新たな県立体育館の再入札の受け付けが、12日に始まりました。
受け付けは14日の午後3時までで、順調に進めば、落札者は来月上旬に決まる見通しです。
新たな県立体育館は、2028年秋の開館を目指して、県が秋田市の八橋運動公園に整備する計画です。
去年7月に、予定価格254億円で最初の入札が公告されましたが、資材価格や労務費の高騰を理由に、事前に参加を表明していた4つのグループすべてが辞退。
入札は取りやめとなり、県は予定価格を110億円増やし、364億円で、去年12月に再入札を公告しています。
再入札の受け付けは12日から14日の午後3時までです。
その後、入札価格や事業計画などについて審査が行われることになっていて、順調に進めば、落札者は来月上旬に決まる見通しです。
入札のやり直しを巡り、県は、最初の入札を辞退した4つのグループの中で、再入札への参加の意思を示しているグループがあることを、去年12月に明らかにしています。