ガソリン価格と灯油価格の高止まりが続いています。

県内のレギュラーガソリンの最新の平均小売価格は、1リットルあたり182円90銭で、灯油の宅配価格は18リットルあたりの平均で2340円でした。

今月10日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は前の週から20銭下がって182円90銭でした。値下がりは2週連続ですが、先月、政府が石油元売り各社に支給している補助金が縮小されてからは180円台の高値が続いています。

一方、灯油の宅配価格は18リットルあたりの平均で、前の週から1円上がって2340円でした。去年の同じ時期よりも200円余り、5年前と比べると600円以上高くなっています。

価格を調査する石油情報センターは「アメリカと中国の貿易摩擦から景気の冷え込みが懸念され、原油価格は下がっているものの、その分政府の補助金も引き下げられるため、ガソリン価格と灯油価格は今後もほぼ横ばいで推移する」と分析しています。