旧村上ファンド系投資会社がフジ・メディア・HD株の5%超を共同取得 「経営陣への助言」などが目的

旧村上ファンド系の投資会社がフジテレビの親会社の発行済み株式の5%超を取得したことが3日、明らかになりました。
これは、旧村上ファンド系の投資会社レノが3日に提出した大量保有報告書で明らかになったものです。レノは、「物言う株主」として知られる村上世彰氏の長女、野村絢氏と共同で、フジ・メディア・ホールディングス株の5.19%を共同保有しています。
株式の大半は野村氏が保有していて、フジテレビの一連の問題が明らかになって以降、少なくとも1月27日から3月27日にかけてフジ・メディア・ホールディングスの株式を売買し、合わせておよそ267億円を投じています。
保有の目的については、「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としています。
最終更新日:2025年4月3日 11:12