「食品ロス」調査開始の2012年度以来“最少”に
食べられるにもかかわらず、廃棄されている食品、いわゆる「食品ロス」の量が調査開始以来最少となりました。
政府の推計によりますと、2020年度の食品ロスの量は、前の年度より48万トン減り522万トンで、推計を始めた2012年度以来最少となりました。
新型コロナウイルスの影響で、飲食店が休業していたり、客の数が減ったため食材の仕入れを減らしたりしたことが影響したということです。さらに、食品ロスに対する個人の意識の高まりや、値引き販売などの企業努力も、削減の要因になったとみています。
農水省は経済活動が再開してからの数値を注視していきたいとしています。