いわゆる統一教会をめぐる問題で辞任した山際経済再生担当相の後任として、後藤茂之前厚労相が新たに経済再生担当相に就任し、会見で意気込みを語りました。

後藤前厚労相は25日、皇居で行われた認証式を経て、正式に経済再生担当相に就任しました。その後、内閣府に初登庁し、会見で意気込みを語りました。

後藤経済再生相「自分の力も全面的に投入しつつ、しかし、皆さんと一緒にやっていきたいと思っています。大臣が交代したことによる遅れを指摘されないように、しっかりと取り組んでいきたいと思います」

後藤経済再生相はまた、“統一教会”との関係について問われ、「私が知りうる限り、当該団体とは関係がない。この際、明確に申し上げておきたい」と述べました。

後藤経済再生相は、物価高や円安に対応するための新たな経済対策や、岸田首相肝いりの「新しい資本主義」など政権の看板政策のほか、新型コロナウイルス対策も担います。

政府は新たな経済対策を28日に閣議決定する方針で、後藤経済再生相は早くも、担当大臣として参議院本会議での質疑に臨むことになります。