いわゆる統一教会の問題をめぐり辞任した山際経済再生担当大臣の後任人事について最新情報です。

後任の後藤前厚生労働大臣は皇居を訪れていてまもなく行われる認証式を経て正式に大臣に就任します。

岸田総理大臣は後藤氏について「政治経験の豊富さや説明能力の高さなどを重視し即戦力として起用した」と説明しています。

経済対策の発表直前に担当大臣が辞任する事態を受けすぐに国会答弁に対応できる即戦力の議員を起用せざるをえなかったとも言えます。

ただ、経済再生担当大臣はコロナ対策も担当するため自民党幹部は「前の厚労大臣としてコロナ対策もよく分かっているし国会答弁も安定している。いい選択だ」と評価しています。

政府は、物価高対応を盛り込んだ経済対策を28日に閣議決定する方針です。

後藤氏は、28日に、早速、担当大臣として国会での質疑に臨むことになります。