山際経済再生相の後任に後藤前厚労相 人選について総理周辺は…
岸田総理大臣は25日午前、いわゆる統一教会をめぐる問題で辞任した山際経済再生担当大臣の後任に、後藤茂之前厚生労働大臣を起用する意向を固めました。
山際大臣の後任大臣は、今週28日(金)に閣議決定を予定している経済対策や新型コロナウイルス対策を担当するだけに、岸田総理は能力や国会答弁に安定感のある閣僚経験者を中心に人選を進めていました。政権幹部は後任の大臣について「経済政策に精通している人でないと務まらない。また、いわゆる統一教会との関係について、きちんと説明できなければならない」と話していました。
こうした中、岸田総理は25日午前、山際経済再生大臣の後任に、後藤前厚労大臣を起用する意向を固め、自民党幹部や本人に直接、電話で伝えました。
総理周辺によりますと、安倍元総理の追悼演説が行われる衆議院本会議が終わった後、25日午後4時ごろには岸田総理が後藤前厚労大臣を総理官邸に呼び込み、その後、皇居で認証式を行う方針です。