後任に後藤氏 首相「説明能力を重視」
岸田首相は、いわゆる統一教会をめぐる問題で辞任した山際経済再生担当相の後任に後藤茂之前厚生労働相を起用する理由について政治経験の豊富さや説明能力の高さなどを重視したと説明しました。
岸田首相は、物価高対策などを含む総合経済対策のとりまとめや、その財源の裏付けとなる、補正予算の審議が控えていることから、「政治経験の豊富さ、説明能力の高さ、経済社会の変革に向けての情熱、この3点を重視した」と説明しました。
また、いわゆる統一教会との関係については「まずは自ら精査をし、接点が確認されたならば、それについて説明責任を尽くし、未来に向けて関係を絶ってもらう。これを大前提として、就任をお願いした」と強調しました。