萩生田経済産業大臣は、ウクライナ情勢を受けたロシアへの追加制裁を決定したと発表しました。ロシア産のウオッカや木材など、38品目を今月19日から輸入禁止にします。

萩生田大臣「ロシアからの一部物品の輸入禁止措置導入について閣議了解したことを踏まえ、ロシアからのアルコール飲料､一部の木材や機械類・電気機械が対象となります」

輸入禁止となるのは、ロシアのウオッカやビール、ワインなどのアルコール飲料のほか、木材チップや丸太、自動車や機械部品など38品目です。

今月19日から輸入禁止となりますが18日までに契約したものについては、3か月間は輸入を認める猶予措置が設けられます。また、少量の個人輸入については対象外となります。

経産省によりますと、去年のロシアから日本への輸入総額は1兆5000億円で、今回の禁輸の対象はそのうち1.1％にとどまり日本の産業への影響は小さいとしています。