フォルクスワーゲン新型電気自動車を発売 SUV型投入でシェア獲得狙う
ドイツの自動車メーカー・フォルクスワーゲンが、新型の電気自動車を日本市場で発売しました。売れ筋のSUV型の投入で電気自動車のシェア獲得を狙います。
フォルクスワーゲンが22日に発売した電気自動車は、コンパクトなスポーツタイプで、去年、世界全体でおよそ12万台販売されました。一度の充電で最大561キロ走り、価格は499万円です。
日本は充電インフラの整備が進んでいないため、新車販売に占める電気自動車の割合は欧米に比べ低くとどまっています。
自動車販売で長年トップのトヨタも日本での電気自動車販売では苦戦を強いられています。
フォルクスワーゲングループは、こうした日本市場について、逆に「ポテンシャルのある市場」とみていて、電気自動車の主力モデルの投入でシェア拡大を目指します。