GDP3期連続プラス…年率2.8%増 去年の実額、初の600兆円超え
国の経済力を示すGDP=国内総生産が発表され、年率換算で2.8%のプラス成長となりました。
去年10月から12月の国内総生産=GDPの成長率は、物価変動の影響を除いた「実質」で前の3か月と比べて0.7%増加しました。3期連続のプラス成長で、年率換算では2.8%のプラスとなります。半導体製造装置など企業の設備投資が伸びたことや、海外旅行客による消費が好調でした。
一方、「個人消費」は小幅なプラスにとどまりました。家電や宿泊は好調でしたが、コメや野菜など身近な食料品の物価高が消費の足を引っ張りました。
また、去年1年間の国内総生産の実額はおよそ609兆円で、初めて600兆円を超えました。
最終更新日:2025年2月17日 12:18