ダイハツ 2車種、約32万台のリコールを届け出
車の安全性を確認する認証試験で不正を行っていた問題で、ダイハツ工業は安全基準に満たない可能性がある2車種について、およそ32万台のリコールを国土交通省に届け出ました。
対象となるのは、ダイハツの「キャスト」と、ダイハツが生産する他社ブランドトヨタの「ピクシス ジョイ」の2車種で、2015年8月31日から去年6月9日に生産された32万2740台です。
側面衝突したときのドアロックの作動に関する検証が不十分で、事故が発生した場合に、乗っている人の救出に時間がかかる恐れがあるということです。
国土交通省は、この2車種について安全基準に満たない可能性があり、リコールが必要な場合は速やかに届け出るようダイハツに指導していました。