“たまごメニュー”依然3割が休止…外食大手100社調査 供給不足や価格高騰など影響
鳥インフルエンザの感染拡大による供給不足や価格高騰の影響で、外食チェーンなどでは依然3割がたまごを使ったメニューを休止していることがわかりました。
帝国データバンクが、上場する外食大手100社を調査したところ、たまごを使ったメニューを休止しているか、休止を発表した企業は、8日時点で少なくとも29社にのぼることがわかりました。前回調査の先月5日時点と比べ、1社増えています。さらに3社が、休止などを検討しているということです。
JA全農たまごによりますと、たまごMサイズの卸売価格は、東京で1キログラムあたり350円をつけ、公表されている1993年以降の最高値が続いています。
いっぽうで、たまごの供給不足や価格高騰の長期化を前提とした代替メニュー開発の動きも広がっているため、帝国データバンクは、「外食産業の『エッグショック』 への抵抗力は高まっていく」と分析しています。