姉崎火力発電所 あすの供給再開に向け起動
関東地方の電力がひっ迫する中、千葉県にある姉崎火力発電所5号機が30日の電力供給の再開に向けて、ボイラーを点火し、起動したということです。作業が順調に進めば、30日午前中には東京電力管内へ電力供給を始める予定です。
運転を停止している姉崎火力5号機は、今週、東京電力管内の厳しい電力需給を補うため、当初の予定より早い29日の電力供給再開を目指していましたが、補修作業が遅れたため、30日に変更されていました。
発電会社のJERAによりますと、30日の再開に向けすでにボイラーを点火し、発電タービンを動かすための蒸気を作り始めたということです。
作業がこのまま順調に進めば、30日の午前中に本格的に運転を再開し、東京電力管内への電力供給を始める予定だということです。
姉崎5号機が運転再開すると、東京電力管内の予備率がおよそ1%改善すると見込まれています。