日経平均89円安 米の“原油価格上昇”を懸念
31日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに値を下げ、前日比89円63銭安の2万7279円80銭でした。
30日に平均株価が大きく上昇した反動で、東京市場では当面の利益を確定する目的の売り注文が優勢となりました。
また、アメリカの原油先物市場で原油価格が上昇したため、国内企業や家計への悪影響を懸念した売り注文も出ました。
朝方は、ヨーロッパ市場の株高を受けて平均株価は上昇する場面もありました。
東証プライムの売買代金は、概算で5兆5088億円と、4月の市場再編後で最大の取引となりました。売買高は、概算で22億8880万株。