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スマート農業で作業効率化 コスト削減して経営持続へ 福井市で先進事例を紹介

2025年3月12日 13:47
スマート農業で作業効率化 コスト削減して経営持続へ 福井市で先進事例を紹介
農作業の効率化目指し スマート農業を推進する大会が開かれる(12日午前10時福井県産業会館)

コメや野菜の生産コストが上昇する中、農作業の効率化を目指して、福井市でスマート農業を推進する大会があり、自動走行するトラクターのデモなどが行われました。

スマート農業推進大会は県などが開いたもので、農薬散布用のドローンや、自動走行の運搬ロボットなどが披露されました。

農家の担い手不足が課題となる中、スマート農機を導入して作業の効率化を図っている女性の生産者が報告を行い、品質管理に時間がさけるようになり、付加価値の高い農産物を提供できていることを紹介しました。

このほか会場では、GPSの位置情報を元に自動走行するトラクターのデモも行われ、参加者の関心を集めていました。

■生産者
「コメ・野菜すべて価格が上がっている 肥料・農薬資材も上がっている このスマート農業を取り入れることで、コストを下げていかないと、生産目標を達成できない」

ところでロボットなど先端技術を活用した「スマート農業」の県内での導入面積は、水田全体の2割にあたる7600ヘクタールに上っています。

最終更新日:2025年3月12日 19:10
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