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福井県のブランド牛「若狭牛」を初めて台湾へ輸出 とろけるおいしさ評価が楽しみ

2025年1月30日 14:58
福井県のブランド牛「若狭牛」を初めて台湾へ輸出 とろけるおいしさ評価が楽しみ
県のブランド牛「若狭牛」を初めて台湾に輸出へ(29日午前10時坂井市)

福井県のブランド牛「若狭牛」が初めての輸出です。台湾に向けて出荷され、食のイベントでおいしさをアピールして、世界各地への販路拡大を目指します。

30日に坂井市坂井町にある農家から出荷されたのは体重750キロのメス牛一頭です。

行き先は海の向こうの台湾。

今年3月に、現地のホテルで開かれる「美食福井フェア」に向け出荷されます。

若狭牛は年間600頭が出荷されていますが、ほとんどが県内で消費されています。

県では県の内外や海外への出荷に向けてさらに200頭の増産を目指しています。

出荷された牛は、稲わらやコメを食べて大きく育ち、徹底した体調管理で良好な肉質になっているということです。

■福井県食肉事業協同組合連合会 中野直幸理事長
「神戸牛や鹿児島の和牛、近江牛とも違う、日本の和牛として取り上げてもらえたら かみしめてうまいなとかそういった魅力を知ってほしい」

出荷された若狭牛は滋賀県で加工された後、2月20日に台湾へ輸出され、鉄板焼きやすき焼きなどに調理しておいしさをアピールします。

最終更新日:2025年1月30日 19:14
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