日経平均3万4000円の大台超え 取引時間中、終値ともにバブル後の最高値更新
日経平均株価が3万4000円の大台を超え、取引時間中、終値ともにバブル期以降の最高値を更新しました。ここ2日間で1000円以上値をあげています。
10日の東京株式市場で日経平均株価は、前の日より678円54銭高い3万4441円72銭で取り引きを終えました。
1990年2月以来、33年11か月ぶりの高値水準で、9日に続きバブル期以降の最高値を更新しています。9日と10日、2日間での上げ幅は1000円を超えました。
ニューヨーク市場でハイテク株が値を上げた流れを受け継ぎ、東京市場でも半導体関連株を中心に買い注文が広がりました。また、1ドル=145円近くまで円安が進んだことも、株価を下支えしました。
市場関係者は「心理的な節目だった3万4000円を超えたことで、上昇に弾みがついている」と分析しています。