毎年恒例の大人気イベントです。福岡市のデパートに全国の“うまいもの”が大集合しました。

宮崎県のチキン南蛮は、カラっと揚げた鶏の胸肉に秘伝の甘酢を絡めています。

モンブランには、熊本県産の和栗と白あんを混ぜたペーストをたっぷり絞りました。

福岡市の大丸福岡天神店で21日始まった全国うまいもの大会の会場には、北海道から沖縄まで28都道府県の58店舗が勢ぞろいしました。

■阿部まみアナウンサー
「大人気の赤福は、開店10分でこれだけ長い行列ができています。」

三重県・伊勢名物、赤福は、21日は特別に職人が1つ1つ手作業で実演販売しました。

■阿部アナウンサー
「餅がふわふわです。あんこの甘さが口いっぱいに広がります。やっぱり作りたてはおいしいですね。」

赤福は初日の21日は、午前中だけで600人分の整理券があっという間になくなる盛況ぶりでした。

■阿部アナウンサー
「おいしそうなひなどり！1本ください。」

今回、香川県から初出店したのは、12種類のスパイスに秘伝のタレを塗り込み、じっくりオーブンで焼き上げた国産の骨付鳥です。地元では一日に300本近く売れるほどの人気です。皮はパリッと身はふっくら柔らかくジューシーな味わいです。

能登半島地震で影響を受けた北陸からも出店です。

■若廣・新井俊輝さん
「こちらの商品、主力商品になるんですけど、これが地震の際に何百本と残ってしまった状態です。」

福井県の店は地震で物流が止まり、販売予定の鯖ずしが出荷できなくなるなど影響を受けました。

■新井さん
「通常通り営業できて、催事でお客様のところに出向いて販売させてもらえるところが本当にありがたい。」

■大野城市から
「食べることで応援になるなら良いかな。」

全国うまいもの大会は、2月26日まで開かれています。