【GW】山陽新幹線の利用は前年下回る 平日を挟んだことが影響か 九州新幹線と在来線は前年比105パーセント コロナ禍前の水準には届かず 福岡
JR各社はことしのゴールデンウイーク期間中の利用状況を発表しました。コロナ5類移行後、初めてのゴールデンウイークとなりましたが、コロナ禍前の水準には届きませんでした。
JR西日本によりますと、ゴールデンウイーク期間中に山陽新幹線で本州と九州を行き来した人は、前年比95パーセントの72万2000人となりました。
前年を下回った理由について、5連休となった前年に比べて、ことしは平日を挟むなどまとまった連休が少なかったことが影響したと分析しています。
一方、九州新幹線と在来線の利用者は71万9000人で去年と比べると105パーセント、上回りました。
ただ、2018年に比べると、山陽新幹線と九州新幹線などは90パーセント程度にとどまっていて、5類移行後1年が経過しても、コロナ禍前の水準には戻っていないことが明らかになりました。
JR九州は「前年を上回る結果となったが、コロナ前の水準には戻っていないので引き続き利用者の安心安全に努めたい」と話しています。