北九州市の旦過市場の再整備に向け、建物の解体準備が計画からおよそ1年遅れで30日、始まりました。来年度中に複合商業施設が完成する予定です。

30日午前、北九州市小倉北区の旦過市場南側エリアでは、工事関係者が周辺の街灯を取り外しました。

北九州市は老朽化を理由に、旦過市場を解体して再整備する計画を進めていますが、2022年の大規模火災や新型コロナの影響で、およそ1年遅れての工事開始となりました。10月中旬から本格的な建物の解体作業が始まります。

■旦過市場商店街・中尾憲二 会長
「安心して営業できる、買い物できる市場ができることは、大変うれしく思っています。」

アーケード沿いの西側エリアの店舗などは当面工事はなく、営業を続けます。

年明けにも4階建ての新たな複合商業施設の建設が始まり、2025年度中に完成する予定です。