【ダイハツ出荷停止】福岡県が相談窓口を開設 取引きある企業は県内に181社 資金繰りなど支援へ
ダイハツ出荷停止で福岡県が相談窓口
ダイハツ工業は国の認証試験で不正を行っていたことを受け、国内すべての工場で順次、稼働を停止しています。その影響を受ける県内の中小企業を支援するため、福岡県は相談窓口を開設しました。
■福岡県・服部知事
「今回の問題は県内の自動車関連企業に大きな影響を与えるものと受け止めております。」
ダイハツグループの生産停止の影響を受ける中小企業への相談窓口は26日から、県内の中小企業振興事務所や商工会などに設置されます。
ダイハツを巡っては、車両の安全性を確認する国の認証試験で相次いで不正が見つかり、ダイハツ九州では久留米工場が22日から、大分工場は25日からすべての稼働を停止しています。
福岡県によりますと、ダイハツグループと取引があり、売り上げが1%以上ある企業は、県内に181社あるということです。
窓口では、県の制度に基づく融資を利用した資金繰りの相談や支援を行うことにしていて、県は今後も情報収集に努めたいとしています。