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最近の県内景況は、個人消費が堅調に推移し「緩やかに回復」徳島経済研究所【徳島】

2025年2月1日 10:40
最近の県内景況は、個人消費が堅調に推移し「緩やかに回復」徳島経済研究所【徳島】
徳島経済研究所によりますと、最近の県内景況は、個人消費が堅調に推移しており、「緩やかに回復している」との判断を据え置きました。

徳島経済研究所によりますと、去年12月の小売は、気温低下による衣料品の販売増や長い休日となった年末年始の客数の増加などで全体の売り上げは前の年の同じ時期を上回りました。

家電は冷蔵庫などの白物が前の年より増加したもののテレビやゲームなどが減少し全体的には前の年を下回りました。

自動車販売も、登録台数が前の年を6.2%下回る1704台の売り上げとなりました。

12月の旅行需要は、国内ではテーマパークや遠方への旅行が増えて前の年を上回ったほか海外旅行も前の年を上回りました。

一方、12月の公共工事は請負件数と請負金額ともに前の年を下回っています。

徳島経済研究所は、「最低賃金の引き上げや価格転嫁、エネルギー価格の上昇に伴う企業行動や個人消費の変化に注目している」としています。
最終更新日:2025年2月1日 12:38
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