1月の熊本県内の負債額1000万円以上の企業倒産は2件 1月としては過去最低水準
熊本県内で1月、1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は2件で、1月としては過去最低の水準にとどまったことがわかりました。
企業の信用状況を調べる調査会社によりますと、1月に負債1000万円以上で倒産した企業は2件で、負債の総額は1億6000万円でした。ひと月の倒産件数が2件にとどまったのは1月としては過去最低水準です。
倒産した2件のうち1件は氷川町の医療法人で、30年以上地域の病院として親しまれましたが、地域人口の減少や他の医療機関との競争の激化などから経営が悪化したということです。
信用調査会社によりますと、半導体メーカーの進出などで県内の景気は業種を越えた好調が続いていますが、一方で景気が波及しにくい県南部や、後継者不足が深刻な中小零細企業などでは今後倒産が増える可能性もあるということです。
最終更新日:2025年2月13日 12:04