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公示地価 工業地の上昇率は大津町が全国1位などTSMC波及効果の拡大続く

2025年3月19日 12:45
公示地価 工業地の上昇率は大津町が全国1位などTSMC波及効果の拡大続く

土地の価格の動向を示す今年の公示地価が発表され、工業地では大津町の上昇率が全国1位となるなどTSM進出の波及効果の拡大が続いています。

熊本県内での調査は20市町の247地点で行われました。県内全体の上昇率は3.6%で、8年連続で上昇しました。

特にTSMCが立地するセミコンテクノパーク周辺の上昇率が高くなっています。工業地は、大津町杉水が33.3%で全国1位でした。商業地では、菊陽町津久礼の三里木駅付近が30.9%で全国6位、住宅地では合志市御代志が21.7%で全国の5位の上昇率となりました。

調査を行った不動産鑑定士は、「県内はすべての用途で引き続き地価が上昇していて、特に工業地では需要に対して用地不足が続いていることから、TSMCの進出による波及効果は拡大が続いている」と話しています。

最終更新日:2025年3月19日 12:45
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